リーデルクランツ通信 No4 (前編)


2010年10月14日

さて「リーデルクランツ通信No4」は前編と後編の2部構成といたします。まずは前編です、はるばる長野県から練習に参加された15代(82年卒)須田さんからレポートが届きました。

◆第4回練習レポート(その1)

幹事の方からの熱心なお誘いもあり、信州の片田舎から演奏会出演を決意し、今回初となる練習に参加してきました。

10月9日 雨
社内旅行で東京に来ました。鉄道博物館・築地・銀ブラ・屋形船といかにもお上りさん的なコースを回りました。が、今日は生憎の雨。品川発の屋形船は激しい雨が叩きつけ、初めは興ざめの雰囲気でした。しかし、台場の夜景・オレンジ色に輝く東京タワーなど、いかにも都会ならではの夜景に田舎者一行は大はしゃぎ!一気にヒートアップ!!私も明日に迫ったリーデルの練習の事などすっかり頭から離れ、ビール・ウイスキー・日本酒と、これまたテノールとしてあるまじきハイペースで酔い酔い!!持参した楽譜は開く事もなく、初日が終わりました。

10月10日 曇り
昨晩の醜態を反省し、「これじゃあ、いかんぜよ!?」と朝から宿泊のホテルで音取りを始めました。音取り用にアレンジした音源を携帯電話から聴き、楽譜片手にホテルで大声を張り上げました。もしかしたら、同僚に聞かれたかも…!?前回までは、自宅でパソコンからUSTREAMを通じて練習していましたが、やはり幾つかなかなか合わせづらい箇所が残っていました。
ホテルを出た後、会社の同僚は、はとバスツアーに出掛け、私は別行動でいざ武蔵大学へ…。

江古田駅

江古田駅

久しぶりの江古田駅に昔の面影はありませんでした。すっかり近代化した建物の駅に生まれ変わり、30年近い歳月を感じずにはいられません。大学正門・3号館・武蔵講堂に懐かしさを感じたのも束の間…そこに昔の学生会館はなく、これまた近代化した学生会館が出現!!大学生にエレベーターかよ!?と思いながらも、当然今の私が階段を上るはずもなく、エレベーターで3階へ向かいました。そこには懐かしい皆さんが大勢いらっしゃいました。でも、申し訳ないことに、よく思い出せない人もちらほら…!?

時刻は1時。タレントの八嶋智人にちょっと似ている志村先生の練習が始まりました。志村先生の的確な指示、常に誉めて指導するやり方で、私たちは極めていい気分で歌うことが出来ました。またその慈悲深いお人柄から、練習に参加して良かったと心から思えました。個人的には、前述の問題箇所もクリアして、モヤモヤも晴れました。またテノールの聞かせどころ、連続FisとハイAも気持ちよく歌い(周りは迷惑だったかもしれないけど…!?)、心地よい疲労感の中で練習を終えました。
その後は志村先生・現役諸君・OBOGが参加しての鳥忠での懇親会。現役6名に対する志村先生の熱い思いに接して、私たちOBOGも何とかリーデルクランツの灯を消さないように、出来るだけの援助はしたいと心に誓った次第です。最後に鳥忠の歴史始まって以来となる「いざ立て戦人よ」を志村先生の指揮で大合唱し、心地よい雰囲気の中、一次会はお開きとなりました。

その後、リーデルクランツの明日を考える熱い議論のために、場所を「お志ど里」へ移したことは言うまでもありません。

川島さんから音楽的見地のレポートが別途配信されることを踏まえて、以上音楽面以外から報告させていただきました。

(須田賢二)

◆練習風景をHPに掲載しました。
(PC環境のみの対応です。)
http://www.liederkranz.jp/limit/p10101001.html
アクセス制限を設けています。
HPに貼った動画は場合によってはフリーズするかもしれません。

後編につづく…


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