リーデルクランツ通信 No3


2010年10月2日

◆次回の練習は10月10日です。
当初予定していました10月3日の練習は、大学の特別入試により貸し出しが不可となり中止となりました。ご注意ください。

次回の練習は10月10日(日)となります。

時  間:13時〜16時
練習場所:大学10号館3階です。(講堂の隣)
入館にはカードキーが必要とのことで、13時までなら
10号館入口に現役の誰かが待機しているとのことです。
13時を過ぎた場合は現役部長の上原君に連絡を。

[参考]
http://www.musashi.ac.jp/modules/campus_kouhou/index.php?content_id=3

◆第3回練習レポート
第3報も川島です。「え〜?また〜!」とのブーイングも聞こえてきそうですが、宜しくお付き合いの程、お願いします。また、3回も駄洒落を飛ばしていると、いい加減、知性を疑われそうですので、今回は若干マジメモードで、音楽面を中心にレポート致します。

さて、毎度、時候の話しから始めると言うのもワンパターンですが、9月25日はたいそう爽やかな一日でありました。但し、個人的には強風の影響で電車が遅延した上に、練習会場がフェルマータ(レンタルスタジオ)であることもころっと忘れ大学に向かうというチョンボをやらかし、お陰で20分ほどの遅刻と相成った次第です。誠に申し訳ございません。

フェルマータは昨年、一昨年も使ったスタジオで、スペース的には当然のことながら講堂ほど広くなく、音響もそれほど響きませんが、とりあえずは小奇麗でピアノもほどほどです。既に第5楽章「天地の怒り」のパート練習が始まっている最中、皆さんの背後から遠慮がちにテノールの位置に席を取りました。今日の参加者はと言うと・・・あら、お懐かしい面々もいらっしゃいますね。その一方で、前回ご参加下さった方が今回は見えなかったりして・・・それぞれ全く異なる環境から一堂に会すると言うOB組織の難しさ、なんてーものを、ツラツラ考えたりします。

まぁ、それはそれとして、今は練習に集中しなければ。「天地の怒り」は前回に引き続き2回目の練習ですが、「土の歌」の全7楽章中、最長の132小節で、
(1)大嵐部 →(2)Wow Wow部 →(3)アカペラ部 →(4)大嵐部と言う、
言わば二種類の具を挟んだサンドイッチ的な構造の難曲です。
このうち、(2)Wow Wow部ではトップテノールは6小節半にわたってFisを歌い続けると言う箇所が2回出てきます。私はセカンドに避難しようと目論んでおったのですが、今日は生憎トップの人数が少なく、止む無くこのFis6小節半×2に取り組んだ訳です。もう、はっきり言って、他のパートを聴く余裕なんて全然ありませんな。
自分が生きるか死ぬか・・・それだけです。全く以って「天地の怒り」が表象する世界に入り込んでしまったような。人間、自分に余裕が無ければ他人を慮れないという事実を嫌と言うほど認識させられる、そう言う曲です。でもって、他のパートに関する感想はゼロと言う事になります。

で、「天地の怒り」を息も絶え絶えに乗り切った次は第6楽章「地上の祈り」となります。テノールは休憩!バスの皆さん、頑張ってね〜ってな調子でタカを括って臨んだこの楽章ですが、これが大きな勘違いだったと言うのはすぐに思い知らされる事になります。ディヴィジしたソプラノ、アルトの歌う美しい和音を崩さないよう、非常にデリケートな発声が求められます。志村先生は「超レガート」と仰います。スムースな息の流れ、背筋、腹筋の支え、上に抜ける響き・・・で、超レガート。凄く良く解るんですが、喉が、身体が、、、言う事を聞かない!そうは言っても、この楽章では他のパートを聴く余裕が多少はあります。何たってテノールの歌っている時間が短い訳ですから。で、バスのパートソロ、まだ荒削りですが、懸念したほど悪くないと言うか(失礼m(_ _)m)。

女声はディヴィジが多くて大変。セカンドソプラノはお一人!更にソプラノにはGをピアノで超美しく・・・って言う非常に難易度の高い要求が何度も出てきます。頑張って下さいね。何てったってソプラノは、合唱の「顔」ですから!!、目立ちますから!!!

アルトも凄く重要。志村先生の要求水準も高まります。その期待値に応えましょう!!申し遅れましたが、若月先生は本日は「天地の怒り」の途中からのご参加となりました。先生が入られるとやはり締まりますね。と同時に、志村先生は強力な援軍を得た感じで、一気に集中力が高まります。

予定の3時間は「あっという間に」と言うほどでは有りませんが、終了の時となりました。第一楽章、第二楽章の復習は本日は無し。それだけ、第5楽章と第6楽章が難曲だったとも言えますし、充実した練習だったとも考えられます。練習終了後、マネージメント系の打合せ(つまり金の話し)を現役、OB間で行い、本日は解散・・・とは言っても名残惜しい人はいるもので、かなり年齢層の厚い(?)男ばかり7人で「反省会」と言う、当然と言えば当然の流れとなりました。すんなり決まらなかったのがお店。現役、OBとも江古田駅北口エリアはアウエイと言う事で、いつもの南口に移動。で、「お志ど里」では流石に能が無い・・・とか言いながら、結局「鳥忠」と言う、あまり差異の大きくない選択肢を採用する事となりました。この後は、少人数ながら、その「かなり年齢層の厚い男ばかり」の間での交流が深まったと言う重要な成果はありましたが、あえてここでレポートする内容とは思われませんので、この辺で終わらせて頂きます。本日の練習風景は、若干トラブル気味では有りますが、一応USTREAMでご覧頂けますし、既に各パートリーダーから「練習ノート」も配信されておりますので、欠席された方の練習、また出席された方の復習にご活用下さい。なお、USTREAMのトラブルに就きまして下記のコメントがIT担当から寄せられております。

(川島靖之)

「今回は地下の練習場ということで電波状況が悪く、ごく一部の中継及び録画に留まってしまいました。お詫びいたします。次回以降は機材もグレードアップし皆様のお役に立てるよう努力します。(大内)」URLとパスワードを以下に記載しておきます。

[URL]
http://www.ustream.tv/channel/*****
パスワード:******

◆10月10日の練習もライブ中継を行います。
次回も大内さんのお力添えにより、USUTREAMで練習の状況をライブ配信する予定です。アドレスを変更することになりました。

■編集後記
前回も書きましたが、liederkranz.jpを取得しました。次回の配信からは、liederkranz.jpのアドレスより配信する予定です。そこで少し悩むのが、「リーデルクランツ通信」のメアド。@より左を何にするかです。普通に考えれば、「news」なのでしょうが、ちょっとこだわりたい。
思いつくのは、
1) news@liederkranz.jp
2) i-love@liederkranz.jp
3) we-are@liederkranz.jp
4) we-love@liederkranz.jp
5) tachiagare@liederkranz.jp
(未設定のため、いずれも受信できません)
まぁ、どうでもいいことなのですが、よろしければ投票をお願いします。上記番号を、あるいは新案を添えて、返信してください。(例えば、「1」とか、「min-nano」とか)一番多かったもの、またはこれがいいというもの(新案)を採用したいと思います。新案に期待ですね。(矢澤)
※携帯電話アドレスへの配信は諸般の事情で私のアドレスからの配信を継続することになると思います。


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