まあちゃんの広州レポート2013  (2)


中国の広州に赴任されている19代”まあちゃん”からレポートです。これまで「OB・OGだより」に掲載していましたが、「ぱあ散歩」を引き継ぐコーナーとして公開させていただきます。


[2013.2.18]
中国の正月の習わしに、「紅包(ほんばお)」というものがあります。
いわゆる「お年玉」なんですが、赤い「ぽち袋」に入れて渡すので紅包というようです。
お年玉と言っても、子供や孫に渡すだけではなく、会社などで年長者(普通は既婚者)が目下の者や独身者に渡すという習慣があるのですが、これが、本当にすごかった。

”恐るべし、紅包攻撃!!”

2月18日、旧正月明けの初出勤日、会社に着くと、部下の子たちの目が爛爛と・・・
そして、それは始まった。
大人数の若手社員(一部若手ではない人も)が、列をなして紅包を持っていそうな管理職の席を襲撃し、紅包をもらって回るのです。
その騒ぎと言ったら、観光地のジプシーか? ハロウィーンか? はたまた奈良公園の鹿か?
目を爛爛と輝かせ、我も我もと手を出して迫ってくる子供たち・・・ ゾンビが一番近いかも。

私の場合、部下が20人いるので20袋、どさくさに紛れてもらいに来るメンバーを想定し、プラス5袋ぐらい用意しましたが、ものの10秒で完売しました。
もちろん、一袋何千円もいれるわけはなく、20元〜50元ぐらい(300円〜750円)てところですが、それでも結構な出費ですよね。(^_^;)
ちなみに、同僚の中国人マネージャーに聞いたところ、今年は紅包を200袋!用意したとのこと。それもすごい・・・・。

騒ぎが終わった後、近くの部下の子たちに何袋ぐらいGETしたか聞いたところ、「20!」「23!」という答えが。 みんな、しっかりしとるわ〜。

(特派員:まあちゃん)

紅包



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