<創刊号>
リーデルクランツOBの矢澤です。
有志の方々の仕事の早さには驚かされます。9日の朝やりとりしているメールの中で「練習の状況を配信する」という案が出ました。すると10日の朝には「いいアイデア」だと原稿が上がって来るのです。夜中に書かれたのか仕事中に書かれたのかはわかりません。知りたい方は次回9月20日の練習のときで直接尋ねてみてください。
てなわけで、「リーデル通信」を創刊します。2004年時点のデータベースにあるアドレス及び新たに知ったアドレス宛に配信しています。配信ご不要な方は、お手数ですが返信にて「配信不要」とご連絡ください。
創刊特別号は80年卒、第12代の川島さんからのレポートです。
OG・OB合同ステージに向け、第一回目の練習を8月29日(日)に行いました。
久しぶりのわが母校、そして過日の姿そのままのクラシックな大講堂は、なかなか良い雰囲気ですが、如何せん暑い!!
そのような猛暑真っ只中に集まった面々は・・・・・・諸井さん、小林さん、京子さん、中村さん、白石さん(以上ソプラノ)筒井さん、内野さん(以上アルト)、向井さん、小林さん、川島(以上テノール)、酒見さん、秋元さん、内藤さん、内野さん、遠藤さん、鷲尾さん(以上バス)、プラス現役の諸君です。現役はフルメンバーで8名ですから、「土の歌」をやるにはちょっと人数が少ないなー、と言うのが第一印象。
そうこうする内に、常任指揮者の志村先生、ピアノの若月先生もいらして練習開始。まずは準備運動ですが、暑さに拍車が掛かります。「てっぺんからスーっと遠くに息をはいてー」って、志村先生の美しい声が講堂の響きに相まって良い感じ。でも先生の真っ赤なポロシャツは少々暑さを助長するようですよ。
発声練習を経て、先ずは第一楽章「農夫と土」。大曲の導入に相応しい、静かながら感動的な滑り出しです・・・って言いたいところですが、あれ?イメージ通りに声が出ない?何か錆付いている感じ。認識したくは有りませんが年齢的問題が・・・頭を過ぎりますが、「パバロッティは70歳まで現役だったんだ」てな、トンでもない例を引き合いに出して自らを勇気付ける。何とかなるさ!!曲は途中から3拍子アレグロの沸立つ曲想となり、最後にテンポプリモで静かに、感動的に終わります。
練習は、ここで一旦休憩。講堂から外に出ると、風があってやや涼しい。水分を補給しないと熱中症になりそう。
続く第二楽章「祖国の土」はマーチです。ヒートアップします。でも志村先生は「テノールはデュナーミクを一つづつ小さく」てな主旨の事をおっしゃる。そうです、他のパートも聞かなければ・・・とは頭では解っているんですがねー。さて、「土の歌」はオリジナルがオーケストラ版だけにピアノパートが大変です。が、若月先生の華麗なピアニズムが光ります。でもちょっと楽器がボロくて、若月先生かわいそう。本番はせめて調律・整音はちゃんとやりましょうね。
第三楽章「死の灰」。題名からして恐ろしいですが、ある意味、全曲の中で非常に重要な曲でもあると思います。バスパートの見せ場の一つです。バスの皆さん頑張って下され。ただし濁声はダミだすよ、なんちって(オヤジギャグ自爆)。
と言う事で、ここまでで約2時間半。この後、志村先生から第四楽章~第六楽章の説明があり、終楽章「大地讃頌」をさらっと歌って、本日は終了と相成りました。私と言えばヘロヘロ状態ながら、志村先生の的確な指導と若月先生の華麗なピアノのお陰を以って、久しぶりの楽興の時を堪能した次第です。OG・OBの皆様、是非是非ご参加くだされ。楽しいですぞ!!!
このあと、志村先生の発案で『お志ど里』(これまた懐かしい!)で暑気払いとなりました。作戦会議でもあります。
冒頭申し上げたように、「土の歌」と言う大曲に取り組むにはやはり人数が必要です。と言う事で、OG・OBへの情宣活動を現役諸君だけに頼るのではなく、OG・OB自らが現役と連携しながらも主体的に動こう、と言う結論に至りました。9月7日にMail配信させて頂いた流れは以上の通りです。と言う訳で、現役諸君を交え、皆さんビールと焼き鳥なんぞを満面の笑みで賞味された訳ですが、私は暑さを避ける目的でクルマで参上してしまった為、この間、ラムネとウーロン茶で凌いだ次第です。結局、練習中はエアコン無しでしたので、クルマで来た意味は無し。加えてアルコールが飲めないと言う、ある意味、二重に大ハズレな展開となりましたが、この仇は次回、討たせて頂きますぞ!
[次回練習予定]
9月20日(月・祝) 13:00〜 於武蔵大学講堂
練習後、今後のリーデルクランツについてのミーティングも行う予定です。
ステージに参加できない方でも、当日ご都合がつくようでしたら是非ご意見をお願いします。
(川島靖之)