演奏会当日の詳細が決まりました。
大学同窓会のご協力により住所のわかる方には郵送でもご案内をお送りいた
しますが、住所のわからない方も多いため号外にてご案内申し上げます。
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武蔵大学合唱団リーデルクランツからのお知らせ
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拝啓、
皆様におかれましてはご健勝のことと拝察申し上げます。
さて、一昨年よりのOBOGとの合同ステージも早、3回目となりました。今回は、久しぶりの大学内、講堂にて演奏会を開催いたします。
以前からの現役部員の減少につきましては引続き厳しい状況となっており今回もOBOG合同ステージを持つことになりました。ご多忙の中、恐縮ではありますが、同年代の方々もお誘いあわせのうえ、ご光来頂ければ幸甚でございます。
なお、休眠状態となっておりますOB会につきまして、これを期に体制を整えるべく、総会を開催致します。諸般の事情をご賢察の上、レセプションを含め何卒、ご出席賜りたく、ご案内申し上げます。
ご連絡が遅くなりましたことをお詫び致しますと共に、準備の都合上、可能でありましたら出欠席の返信は下記のホームページ、又はメールにてお願い致します。勿論、当日直接ご来臨頂きましても大歓迎でございます。
皆様の懐かしいお姿にお会いできますことを楽しみにしております。
敬具
記
日時 平成22年11月23日火曜日(勤労感謝の日)
13:30開場/14:00開演
会場 武蔵大学大講堂 (西武池袋線江古田駅南口より徒歩8分)
全席自由・無料
(1).第43回定期演奏会
【曲目】
1.「旅のかなたに」 信長貴富 作曲
2.English songs+1
3.OBOG合同ステージ「土の歌」
佐藤 眞 作曲 大木惇夫 作詞
指揮 :志村一繁 ピアノ:若月直子
(演奏会お問い合わせ)
上原:
(2).OB総会
大学内学生ホールにて16:30(演奏会後のレセプション前)
議題 現状の状況説明と役員の選出など。(15分程度を予定)
(3).レセプション
大学内学生食堂にて17:00より。(終了予定19:00)
(OBOGお問い合わせ先)
大内:
武蔵大学合唱団リーデルクランツOB会
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音声外来
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ひょっとしたら皆様にも参考になるかもしれないと思い、例によって例の如く、駄文をシタタメさせて頂きます。
真面目な話しですので、いつもの駄洒落を期待されている方はここまででおやめ下さい。
リーデルクランツ通信の中でも「声が錆付いている」とかツベコベ書かせて頂いておりますが、この3年ばかり声の調子が宜しくない。年齢のせいもあるのでしょうが、ちょっと医学的に対処出来ないものか・・・てな事で、耳鼻咽喉科に行って参りました。喉頭癌とかだったらヤバイですからね。実は既に二箇所の耳鼻咽喉科に受診したのですが、どうもピンと来た処置をして貰えておりません。で、2週間ほど前、自宅近く(品川駅港南口界隈)をぶら付いておりましたら、偶然に「東京ボイスクリニック」なる耳鼻咽喉科を発見。宣伝文句には『歌手、俳優、アナウンサーなどのvoice userの音声検査、音響分析などにより検診を行います。』とあります。「音声外来」と言うそうです。この日は日曜日で休診でしたので、改めて10月16日の土曜日に受診した次第です。
まず自覚症状、つまり声の擦れ、痰が切れなくて咳払いが多い、のどが乾燥する、むせ易い云々と説明。そこでドクターから、「まず音声診断を行いましょう」と言うことで、別室に案内されました。そこにはキーボードとマイク、オシロスコープとかが設置されております。で、女性の看護師が以下の通りの検査を行ってくれます。
(1) 音域検査・・・最高音(ファルセットでOK)と最低音
(2) 肺活量測定器のようなパイプをくわえながら、音程を変えての検査・・・息を
有効使っているか、息漏れが多いかの検査
(3) 出しやすい音程でのロングトーン
(4) 母音(イ、エ、ア、オ、ウ)それぞれ5秒づつ発声、これを2回
(5) 数字1、2、3、4、5、6、7、8、9を発音
(6) 文章(北風と太陽)を音読
終了後、待合室で待つ事暫し、改めてドクターとの面談となります。
検査結果ですが、まず音域については上は2点Cから下はC(ラージC)の3オクターブなので充分広いとのこと。でも個人的にはファルセットでの最高音が2点Cとは情けない。以前なら2点Fくらいは出てた筈・・・。これならバリトンに転向したほうが良いかも?
次に音程ごとの息漏れについては、高音域での転換効率がかなり下がっているとの診断で、これは実感とピッタリ一致。中低音域での効率は問題無し。
ロングトーンは何秒だったか忘れましたが、標準より長いとの事。そりゃーそうだろうと思う。
最後は発声・発音・音読した結果を、どう言う評価プロセスかは知りませんが、デジタル評価した円グラフが出てきて、ドクター曰く、「デジタル評価としてはかなり美声です。実感としても良い声です」とか言って下さいます。これはちょっと良い心持。
で、ここから内視鏡の一種を使った声帯近傍の視覚的検査となります。始めはストロボスコピーとやらの剛体の細い棒のような検査器を口から突っ込んで、アーとかイーとか言いながら、高速で開閉する声帯をスローモーションの様に目視する検査。さらに柔らかいファイバースコープを鼻の穴から挿入して、咽喉部、喉頭部を広範に検査します。それぞれの映像は記録されますので、検査後、患者(つまり自分)もドクターと一緒に自分の声帯近傍を視覚的に確認できると言う寸法です。以上の検査結果より、ドクターの下した所見は以下の通りです。
(1) 癌などの怖い病気は無い。ポリープ、結節の類も無い。
(2) 声帯は若干痩せ気味。但し萎縮が始まる年齢(70歳くらいとか)では無いの
で、先天的なものと思われる。
(3) 声帯近傍は乾燥気味で潤いが足りない。
(4) 分泌物が所々付着しており、これが「痰が切れない」と言う感覚につながって
いる。
(5) 上部咽頭(鼻の真後ろ)に炎症が見られ、ここから分泌物が声帯方向に落ちて
いると推定される。
上記(3)乾燥の原因として考えられるのは、現在服用中の高血圧用の降圧剤(ブロプレス)の副作用と言うもので、これについては別途、循環器系内科のドクターと相談する必要がありますが、次の咽頭炎によるとも考えられるとの事です。従って先ずは(5)上部咽頭の炎症(慢性)を治す事が先決・・・と言う結論でした。リンデロンを患部に塗り、ベストロン吸入を行ったところで本日は終了。次回は一週間後に再診となります。
これにアズノールうがい液とSPトローチを処方してもらい、自宅でそれぞれ一日数回使用する事となります。
本日(10月18日)で初診から2日目となりましたが、何となくのどはすっきりしているように感じます。歌の方は試していないので解りません。
次回練習までにはGやAがスカッと出るようになる・・・と言う事は無いでしょうね。
またドクターが言ってた事で皆様にもお伝えしておきたい内容ですが、スピーチしている時などでは、10分に一回のペースで水を飲んだ方が良いとの事です。水分を取る事と嚥下する動きが声帯近傍に良いそうです。歌っている際も同様と思います。志村先生が以前から『練習中でも水分を補給するように』と言っておられるのは、医学的にも全く正しいと言う事が検証された形です。
因みに咽頭炎をネットで検索すると以下の文言がヒットしました。
『慢性の咽頭炎では、のどの粘膜が過敏になっていて、のどの不快感、乾燥感、異物感などがあり、のどがすっきりしないのでせき払いをすることが多くなります。痛みや発熱はそれほどありません。』
お心当たりの方は耳鼻咽喉科(音声外来)に受診されることをお奨めします。
因みに料金の方は負担率30%で7,590円と相成りました。
別に東京ボイスクリニックを宣伝すると言う意図はありません。ネットで「音声外来」と検索すれば幾つかのクリニックがヒットすると思います。声のコンディションを良くする為には医学的なアプローチも必要かなぁと考えた次第です。
(川島 靖之)